随意契約受け付け一旦休止 備蓄米申し込み20万トン超見込みで
農水省は随意契約で22年産20万トン、21年産10万トンを放出する。
小泉農相は、大手小売り約70社から申し込みがあったと明らかにした。20万トンを超えた分は事業者の意向も踏まえ、21年産で対応する。 残る21年産を対象に、中小スーパーや米穀店から随意契約の受け付けを始める。小泉農相は21年産の備蓄米の店頭価格について「5キロ1800円程度になるのではないか」との見通しを示した。
随意契約による放出では、国が売り渡し先から同じ量の米を買い戻すルールは設けない。保管倉庫から買い手の希望する場所まで輸送する費用は国が負担する。