「VIVANT赤飯」自宅でも 島根県奥出雲町の会社がドラマとコラボ
【島根】奥出雲町の奥出雲仁多米(株)が、大ヒットしたテレビドラマの日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」に登場した赤飯を、ブランド米「仁多米」を100%使って再現し商品化した。商品名は「日曜劇場『VIVANT』赤飯」。2月から町内、松江市内などで販売がスタート。発売後間もなく追加注文があるなど、ドラマ同様に好評だ。
日曜劇場「VIVANT」は、昨年7月から9月までTBS系列で放送されたドラマ。島根県や奥出雲町も舞台の一つで、赤飯は重要なシーンで活用された。
奥出雲仁多米は、ドラマに登場した赤飯の色あいを再現し、もっちりした米の食感と、ほくほくとした小豆の自然な甘さが広がる、素朴ながらほっとする味わいにした。もち米、煮汁、小豆、ごま塩がセットで、各家庭で手軽に楽しめる。
同社の藤井健史営業部長は「とにかく赤飯の色あいの再現にこだわった。奥出雲町特産の仁多米のおいしさを赤飯で味わってほしい」と自信を見せる。
価格は1箱1404円。町内の道の駅「酒蔵奥出雲交流館」や仁多特産市、松江市内などで取り扱う。また、東京・有楽町の日比谷しまね館でも販売している。