昨シーズン、25年ぶりにパ・リーグ優勝を果たした同チームに感謝を伝えようと、淡路ビーフブランド化推進協議会と淡路島レザー協議会の2団体が企画した。淡路島にゆかりのある選手に贈った。
淡路島では、島内産牛の肉だけでなく皮の価値も高めようと、淡路ビーフブランド化推進協議会や革製品作家ら9団体が昨年、淡路島レザー協議会を設立。新型コロナウイルス禍で冷え込む牛皮の需要を喚起しようと、淡路島レザーの名称で島内産牛の皮のブランド化を進めている。今回、淡路島レザーの知名度向上につなげる狙いもある。
この日、グラブに使われた淡路ビーフを育てた畜産農家らが、淡路市内で自主トレーニングを行う村西良太、安達了一の2選手を訪問。グラブを感謝状、淡路ビーフと共に手渡した。
同市出身の村西選手は「しっとりして上品なグラブ。島を盛り上げていけるよう活躍し、チームに貢献したい」と決意を新たにした。淡路ビーフブランド化推進協議会の相坂有俊会長(JA淡路日の出組合長)は「牛をマスコットとするオリックス・バファローズが優勝した昨年は丑(うし)年で、淡路島レザーが誕生した年だった。チームの活躍をたたえたい」と話した。
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