4月から機能強化し有料化
日本農業新聞は4月1日、デジタル技術の活用で、JAの業務効率化や役職員の学習を支援する会員制サービス「Jパートナーズ」を本格稼働させました。情報管理の安全性を確保した環境で使えるチャットGPT「日農AI金次郎」や、役職員向けの動画教材集「じしゅうしつ」を提供。よりJAの現場で役立つよう機能を強化し、有料化しました。文書作成、企画立案が楽に
こんな課題を解決- 文章を書くのが苦手で時間がかかる
- 企画立案でいいアイデアが浮かばない
- セキュリティー上、生成AIが使えない
議事録など文章の要約や、誤字を見つける校正にも対応。「JA祭のイベント案を5つ考えて」など、アイデア出しにも使えます。
本格稼働に伴い、用途に応じた三つのモードを搭載しました。(1)一般的な文書を幅広く作れる「通常モード」(2)専門性の高い文書を想定し、農業やJAに関する最新情報を独自に学習させた「農業モード」(3)プレスリリースの作成に特化した「広報モード」――です。うまく使い分けることで、より目的に合った文書を作れます。
日農AI金次郎は情報管理の安全性を確保した独自環境で運用しており、入力したデータがAIの学習に使われることもありません。これまで情報管理への懸念からチャットGPTが使いにくかった職場でも安全に利用できるのが特徴です。
動画で効果的な研修に
こんな課題を解決- 職員教育に困っている
- 手頃な教材がない
- 大規模合併で集合研修が難しい
動画はAI音声を活用し、親しみやすいキャラクターが読み上げます。「若手職員向け」「幹部職員向け」など、対象者を明示。JA全体で活用できるように各分野の動画をバランスよく用意しました。動画は今後、毎月追加していきます。
若手職員には、協同組合論を分かりやすく伝える「JAとは」「一から分かる協同組合」などのシリーズが最適。全役職員が知っておきたい「組合員訪問の意義」や、幹部職員向けの「組織運営のポイント」、デジタル化の意義を説いた「JA-DXのヒント」なども用意しています。
多彩な内容を毎月追加
利用案内 無料体験も受付中
Jパートナーズの利用は、JAやその子会社、都道府県中央会など、JAグループに限ります。月額3万3000円で、20人まで使えます。20人を超えて利用する場合、10人単位で利用者を増やせます。10人追加するごとに別途月額1万1000円かかります。年間契約・一括払いを基本とします。▶こちらからお申し込みください。1組織1回に限り、2週間の無料体験利用も受け付けます。