主催はJA全農。西条農業高校は、出場8回目で初の栄冠を勝ち取った。「取組評価部門」で優良賞、「枝肉評価部門」で優秀賞を受賞し、各部門で好成績を収めた。同校の学生は「将来は飼育員になることが夢。高校生活で学んだことを生かしたい」と力強く宣言した。
同日に行われた牛枝肉「枝肉評価部門」の最優秀賞は鹿児島県立鹿屋農業高校が2年連続で受賞した。出品牛の血統は父が「喜亀忠」、母の父が「安福久」、母の母の父が「金幸」。「肉の色味の鮮やかさに加えて、歩留まりが良い」と高評価となった。
枝肉評価部門には過去最多の63頭が出品され、農高生の肥育技術の高さが示された。
その他の入賞校は次の通り。
◇取組評価部門
▽優秀賞=大垣養老(岐阜)、市来農芸(鹿児島)
▽優良賞=農業(宮城)、西条農業(広島)、高鍋農業(宮崎)
▽審査委員特別賞=矢板(栃木)
▽高校牛児特別賞=農業(宮城)
◇枝肉評価部門
▽優秀賞=矢板(栃木)、西条農業(広島)
▽優良賞=磐城農業(福島)、那須拓陽(栃木)、市来農芸(鹿児島)
▽審査委員特別賞=高鍋農業(宮崎)