新潟県は２５日、お笑い芸人の小島よしおさんを起用し、新潟米の魅力を発信する企画を始めた。歌とインタビューを収めた動画を交流サイト（ＳＮＳ）で配信。首都圏、関西圏、中京圏の飲食店で新潟米を提供する他、東京駅と新潟駅で米「新之助」を使った期間限定の駅弁を販売する。

　小島さんは「そんなの関係ねぇ！」の持ちネタを交え、農産物の特徴を楽しく学べる動画をユーチューブで配信している。チャンネル登録者数は２万２５００人に上る。

　起用は昨年度に続き２年目。本年度は「新潟米ＨＡＰＰＹ大作戦シーズン２」と銘打ち、小島さんと県のユーチューブチャンネルで新潟米のおいしさや銘柄ごとの違いを情報発信する。期間は来年２月２８日まで。

　公開した動画「新潟米のうた」では、栽培品種が４０種類以上と紹介し「君の個性が君だけのように新潟米にも個性がある」とアピール。インタビューでは「農家が全力で米作りに取り組んだ結果、４０品種に細分化された。ライフスタイルが多様化する今の時代に合う」と語った。