<最新>アシストスーツで援農 リンゴ20キロ軽々と 青森県弘前市
弘前市は主力作物であるリンゴの労働力確保へ、企業と連携した農作業支援を2023年度から実施。この日はJR東日本、NTT東日本の社員合わせて18人が参加し、同市の農業法人・もりやま園で作業を手伝った。
アシストスーツはNTT東日本が提供。同社によると、20キロのリンゴ箱を持ち上げる際に平均3割程度の力を補助するという。
実際にスーツを着用して作業した同社の青木美樹さん(24)は、「女性や高齢者でも長時間の作業がはかどる」と話した。上半身と下半身が分かれ、手軽に身に着けられるインナータイプのスーツの紹介もあった。
もりやま園の森山聡彦代表は「援農はすごく助かる。農園のスマート化も積極的に進めたい」と語った。弘前市は市内のリンゴ農家の作業負担軽減へ、アシストスーツの無償貸出しも行っている。