「雑草を肥やす力にしたい」。この思いから、稲刈り後に生えてくるキツネノボタンやイヌガラシ、ムラサキサギゴケなどを土にすき込んで緑肥のように使うため、秋ではなく春に田起こしをする。今年も80アールで稲を栽培。6月中旬以降の田植えまで1カ月以上先になるので、その頃には、土にすき込んだ有機物が分解して良い状態の田んぼになる。(つづく)
(動画・文=福本卓郎)
島根県大田市で酪農と水稲の複合経営をする大國博伸さん(61)は、軽トラックの荷台に刈り払い機を固定するため、木製器具を自作した。車が揺れても刈り払い機が動かないため、刃が傷まず荷台も傷つかない。取り... 続きを読む