介護予防に「キラキラみかん体操」 全国ヒット、動画20万回 静岡・JAしみず
DVDは500枚制作した。反響が大きく追加で制作を続け、北海道から九州まで各地に普及。現在も求める声が続いており、6月も追加。累計枚数は1000枚を超えた。
体操はJA静岡厚生連介護老人保健施設「きよみの里」の理学療法士、作業療法士、言語療法士らが監修。静岡市清水区産の温州ミカンをPRする音楽に乗せたナレーターの解説もある。 顔や口も動かし「エイ」「ヤー」などと声を出し、感覚、嚥下(えんげ)、呼吸機能を刺激する。足が不自由だったり半身が動かなくても体操ができるように配慮した。無理なく体を動かして介護予防に取り組める手軽さが特徴だ。「きよみの里」の池田幸美介護長は「コロナ禍の影響で外に出られず、みかん体操を求める声が続いている」と話す。
広報課の伊藤公一課長は「地域社会への貢献という協同組合の理念と国連の持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みが形になっている。今後も継続したい」と力を込める。
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https://youtu.be/xW5kNAeTPjM