<最新>JA採用の鍵は? 就業体験や手厚いフォロー JA採用担当者セミナー
JA全中が共催。JAや中央会の職員ら約40人が参加した。15日まで開く。
リクルート就職みらい研究所の栗田貴祥所長は、2040年に国内で1100万人の労働者が不足し、人材獲得競争が一層激しくなることを指摘。就業体験で学生の不安を少なくすることが、採用活動で重要だとした。
千葉県のJAきみつは採用市場の把握のために就職情報会社と協力。若手職員への聞き取りも進める。人材確保に向けて就業体験を重視し、信用、共済、経済の各部門の職員と共に取り組む。
人事課の相葉和史さんは「就業体験や採用活動は(人事担当だけでなく)多くの職員が関わることが大切」と説明した。
スーパー大手のベイシア(前橋市)はリクルーター制度を説明。学生が選んだ担当者が内定までフォローする。内定後は交流会や食事会などで学生の不安払拭に力を入れる。
15日は、交流サイト(SNS)を活用した採用情報の発信などを学ぶ。