「よ(4)い(1)に(2)んじん」の語呂で、同協議会が「徳島県にんじんの日」と定めた12日に合わせて実施。JA全農とくしまによると、今年の作付面積は前年比2%減の778ヘクタール、出荷量は同1%増の4万624トンを計画する。
東京都中央卸売市場大田市場では、栽培の様子を再現した40分の1縮尺の模型を展示。日を浴びて根首部が緑変するのを防ぐ土寄せ、ハウス内の換気や温度調節するためのビニール穴開けなど、作業工程を視覚で伝えた。
JA徳島県の橋本浩組合長は「ビニール資材など生産費の高騰で生産現場は厳しい状況だが、需要の高いL・M級中心の適期収穫に努めていく」と話し、天候不順の影響で出荷ペースは平年に届いていないが、今後は増量を見込むとして買参人に販促を呼び掛けた。