極小焼さけ弁当が大人気 米消費拡大の起爆剤に JA秋田おばこ
弁当は、トレーいっぱいに敷き詰められたJA管内産「サキホコレ」や「あきたこまち」の白米の上に極小の「ぼだっこ」(秋田の方言で焼きさけの意味)が1片だけ載る。白米と焼きさけのアンバランスさが特徴的だ。
低迷する米の消費拡大を狙い、「米を主役にした弁当を作りたい」との思いで考案した。JAファーマーズマーケット「しゅしゅえっとまるしぇ」で、3日に販売を開始。価格は1個150円だ。
反響は予想以上だ。Xに続き、在阪テレビ局の全国放送が重なり、人気に火が付いた。多い日には100個以上売れる同店が誇る看板商品に成長した。
考案した藤田学店長は「良い意味で少しふざけた面白い弁当があることをアピールしたかった。口コミなどで広がり店に足を運ぶ来店客が増えてくれれば、うれしい。今後も米の消費拡大につながる面白い弁当を考案したい」と張り切る。