佐賀県がジャンボタニシ注意報 全国で5年ぶり
同県では今年、早期水稲で例年の3倍以上の生息数となり、食害も確認されている。県農業技術防除センターは「苗の移植後2週間は特に気を付けてほしい」と防除を呼びかけている。
県内早期水稲の調査(5月17日)で1平方メートル当たりの平均生息数は6・8匹と、平年の2・1匹を大きく上回った。多発する田では食害も確認した。
昨冬の平均気温がこの10年で2番目に高く、越冬した割合が高いと推定。さらに、九州北部の今後1カ月の降水量は平年以上が見込まれ、苗移植後の薬剤効果が薄まり、浅水管理も難しいことから食害が懸念されるとしている。