4月の配合飼料価格 値下がりも高値圏が続く
畜種別の価格を見ると、前年同月と比べ繁殖雌牛用は2・5%安い同8万7701円、肥育牛用(粗タンパク質10%以上)は4・4%安い同8万4768円、乳牛用(粗タンパク質9%以上)は5・4%安い同8万8411円、単体飼料用トウモロコシ(ばら)は10・9%安い同5万8740円だった。
JA全農は、4~6月期の配合飼料価格(全国全畜種総平均)を、主原料のトウモロコシや大豆かすの海外主産地の豊作見通しを受け、前期から同約4600円下げていた。一方、7~9月期の配合飼料価格については、円安の進行による原料の調達コスト増大などで、値上げに転じるとの見方が出ている。