福島米 英国向け輸出大幅増へ 現地業者「取扱量2倍超めざす」
この業者は、同国で福島米をほぼ一手に扱っているT・K・Trading。内堀知事が9日、同社の河本穂社長とロンドン市内で会談し、販売促進で一層の協力を求めた。河本社長は福島米を高く評価し、取り扱い拡大の方針を示した。
欧米では和食が人気で、米の需要が高まっているという。福島米の2023年度輸出量は約383トン。輸出先は米国(152トン)が中心で、欧州では英国(7・2トン)がほとんどを占める。
内堀知事は9~13日に英国、ベルギー、オランダを訪問した。東日本大震災以降の輸入規制解除に対する感謝を伝えるとともに輸入拡大を依頼。復興の取り組みなども説明した。