![※[国際協同組合年2025]](https://www.agrinews.co.jp/media/2024/12/04/l/20241204_xi4o3ffg8xnmh6xxksb2.jpg)
IYCのスローガンは「協同組合はよりよい世界を築きます」。ICAのアリエル・グアルコ会長は、社会の分断が進んでいるとし、「協同組合は誰も排除せず、誰も取り残さないことを示していこう」と呼びかけた。
日本からは日本協同組合連携機構(JCA)会長を務めるJA全中の山野徹会長や、日本生協連の土屋敏夫会長(JCA副会長)、ICA理事の中家徹・全中前会長ら約30人が参加した。
山野会長は日本の協同組合活動について報告。活動が盛んな地域の一つとして北海道を挙げ、ホクレンなどの取り組みを紹介した。
イベント後、山野会長は「各国の協同組合のリーダーとIYCへ決意を共有できた」と話し、日本でも多様な協同組合の連携を進めていく考えを示した。
<ことば>国際協同組合年 国連は、世界各国に共通した重要なテーマを掲げた「国際年」を設け、加盟国や関係者に取り組みの強化を促している。国際協同組合年は12年に続き2回目。社会、経済の発展や、持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する協同組合の役割や価値を各国が共有し、広く認知度を高める機会にする。
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