日本農業新聞は、持続可能な食と農の優れた取り組みを表彰する「みどりGXアワード」を創設した。第1回グランプリには、農業部門で茨城県のJA常陸、連携・支援部門で大阪府のスーパー、サンプラザを選んだ。17日に東京農業大学で開く交流イベント「みどりGXサミット」で表彰式を行う。
コンソーシアム「みどりGXラボ」の活動の一環。優良事例を周知し、農業の環境負荷低減や脱炭素化を後押しする。JA常陸は、学校給食向けを中心に有機農業の産地化を推進。サンプラザは、「みえるらべる」の表示で環境に配慮した農産物の消費に貢献する。
特別賞には、環境に配慮した米の直販や加工で高付加価値化を実現する、栃木県那須町の稲作本店を選んだ。