同商品は、同社の子会社「SPEEDIA」が経営する茨城県石岡市の牧場で取れた、良質なダチョウのモモ肉ととヒレ肉を使用する。味付けはしょうゆとサワークリームのホワイトソースで、中央に卵の黄身を添える。一枚一枚に厚みがあるものの、しっとりと柔らかく食べ応えがあり、独特な臭みはない。
ガラスープをセットに付け、1食1683円。「吉野家」の一部店舗で約6万食の数量限定で販売する。
同社はダチョウを、牛や豚、鶏に続く「第4の肉」と位置付ける。抗疲労成分も他畜種より多く含まれているため「一時的に疲労感を軽減する機能がある」(同社)という。
同社のモモ肉は2023年6月、生鮮食品で機能性表示食品として消費者庁に受理されている。「オーストリッチミートを活用し、おいしいだけではなく健康な食事を追求していく」とする。
子会社の「SPEEDIA」では、美容効果が期待できるとして、ダチョウのオイルを活用したスキンケア商品の本格販売を始める。