全国いちご選手権は第3回目となった今年、審査会場を東京都内に加え、大阪府内にも設けた。プロからの評価を得たいなどで、昨年を大幅に上回る約380品がエントリー。2会場合わせて約150人の野菜ソムリエが食味や香りなどを審査した。
参加した野菜ソムリエプロの宮地香子さんは「今年は味ののりや粒ぞろいが良く、甲乙つけがたかった」と振り返った。
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国内最大級の産直サイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデン(東京都港区)は4日、全国のイチゴ生産者を対象に開いた「食べチョクいちごグランプリ2025」で、コードファーム175(兵庫県小野市)の「ほしうらら」を総合大賞に選んだ。「ほしうらら」の受賞は初めて。
各部門で21品が受賞。「濃厚な甘み部門」では受賞した7品のうち埼玉県の品種「あまりん」が5品と席巻した。