A2ミルク、国内で遺伝子検査 増産へサービス開始 家畜改良事業団
牛乳を飲んでおなかがゴロゴロする原因の一つとされるのが、牛乳に含まれるタンパク質「ベータカゼイン」。A1と、消化されやすいA2の2種類があり、市販の牛乳はA1とA2のどちらも含まれる。A2ミルクは、A2の遺伝子だけを持つ乳用牛から搾られる。
日本ホルスタイン登録協会から入手した申込書に必要事項を記入して、牛の毛根などを採取し、申込書と一緒に同事業団家畜改良技術研究所に送る。10~14日で検査成績報告書が送付される。
費用は1頭当たり6600円。申し込みは、同協会の各都道府県支部や承認団体に問い合わせる。
同協会によると、すでに北海道や都府県から検査申請があったという。