被災地復興を支援 JAのとと連携し朝市 JA金沢中央応援チーム
チームはJA金沢中央総務課の山本忠司さん(中能登町出身)ら5人。地震の発生後、JAの田村政博組合長が、JAのとの藤田繁信組合長と被災地を視察したのを機に、春の山菜などによる朝市の開催が急きょ2JAで決まった。
同時にJA金沢中央でプロジェクトチームの結成が決まり、山本さんらがJAのととの連絡や準備に動いた。
午前8時半に最も早く開店したJA金沢中央の戸板支店には、JAのとの藤田組合長、奥野稚佳子営農部次長ら職員が、早朝から山菜や野菜を運び入れた。
開店と同時に主婦らでにぎわい、ワラビ、山ウド、タラの芽などの山菜とアスパラガス、シイタケなど約10品目が20分ほどで完売。「こんなに人気があるとは」と藤田組合長らを驚かせた。引き続き大徳、三馬の各支店でも来店客が相次いだ。
プロジェクトチームのメンバーは好調な出足を喜ぶとともに「能登に関する多くの企画を考え、被災地を応援したい」と話す。