LAに任命された当時は、自分に務まるのかと不安がありました。実際に、組合員・利用者に共済のご案内に伺った時には「これが新しい共済です」「こちらの内容がお薦めです」など、自分の話したいことを伝えることが多く、日々の活動が「保障を勧めること」になっていました。
そんな時、同じ事業所の先輩LAである渡邊洋平さんから、「組合員・利用者へ日頃の共済加入のお礼と現在ご加入いただいている保障内容のご案内、請求漏れがないかの確認など、いわゆる3Q訪問活動を軸にして訪問してみよう」とアドバイスをもらいました。それから、組合員・利用者への訪問では、最初に、「今日は保障を勧めませんので、肩の力を抜いて会話をしてほしい」と伝えるようにしました。
現在、どんな保障にご加入いただいているか、請求漏れはないかの確認を丁寧に行うことで、組合員との会話が楽しめるようになりました。何より組合員の話をしっかり聞くことで、どんなことに不安を感じているか、どんな考えを持っているかを知れるようになりました。

また、話の中で、自宅が強風の被害に遭っていたことが分かり、請求の手続きをさせていただいたところ、共済金のお支払いができ、感謝されたこともありました。
これまで一方的に断られていた訪問活動から、組合員・利用者から「ありがとう」と言ってもらえる活動になったと実感しています。私は今後も、組合員・利用者との会話を大切にし、組合員・利用者が安心できるくらしを支えていきたいと思います。
(愛知・JAひまわり=加藤雄一特別通信員)
ふじわら・まさや 2017年入組、22年度からLAを担当。好きなことは、子どもと散歩をすること。30歳。