JA糸島花き販売委員会副委員長の井上源之さん(52)は、露地80アール、ハウス37アールで電照菊を栽培。ハウスでは二期作をしている。菊に当てる光は、赤色が発光ダイオード(LED)で、オレンジ色が蛍光灯。現在は午後10時から午前3時の間に点灯している。
菊は、昼よりも夜を長く感知すると花を咲かせる「短日植物」。夜に人工光を当てて、開花を抑制する方法で、主に需要期の盆や彼岸に出荷している。品種によるが、電照をやめてから約2カ月後に花が咲くという。
井上さんは「丹精して育てたので、例年通り良いものができている」と話す。
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