国産乳製品の消費拡大へ、力強い“助っ人”が登場した。森永乳業は20日、人気料理愛好家の平野レミさんを模した「AI平野レミロイド」を東京都内で初披露した。国内初の対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を利用したタレントロボットで、豪快なレミ節で、国産乳製品のレシピや魅力をアピールする。
レミロイドは平野さんの声でコミュニケーションを取りながら、商品の特徴やお薦めのアレンジレシピなどを紹介する。今後、22日に全国発売する同社の国産モッツァレラチーズの新商品「クラフト バジルフレッシュモッツァレラ」の店頭販促に登場する予定だ。
同日の会見で平野さんは「レミロイドは私の部下。これからいろいろなことに挑戦していってほしい」とエールを送った。
起用の狙いについて同社は「新たなテクノロジーも活用しながら、国産生乳の消費拡大につなげていきたい」と話した。
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