同店では、34校がブースを出展。授業で育てた青果の他、実習で加工したジャムやクッキーなどが並んだ。制服姿の高校生が、大きな声で客に売り込んでいた。
愛媛大学付属高は、有機栽培のミカンとレモンを500円で袋に詰め放題で販売。森俊斗さん(17)は「お客さんの顔がうれしそう」と、はにかんだ。
埼玉県川越市の松本達也さん(33)は「積極的な売り込みが良かった」と、和歌山県立南部高のジャムと徳島県立城西高神山校のレトルトカレーを買っていた。
同中央区の「YANMAR TOKYO」のイタリア料理店では15日まで、5校の生徒が育てた米やレモン、梨などを使った料理が食べられる。

