JA三井リースは、冷凍食品市場の拡大や、非対面販売のニーズ拡大を踏まえ、2023年、物流事業者などと連携し、自販機での冷凍食品販売を後押しする仕組みを構築した。
JA三井リースが冷凍食品の保管や運搬、補充、売り上げ管理などを担う。食品企業などは冷凍した農畜産物や加工品を指定された倉庫に持ち込むだけで商品を販売できるようになり、負担を抑えられる。
これまで、食品製造業のロイヤル(福岡市)、ケンミン食品(神戸市)と連携し、冷凍自販機を展開してきた。くしまアオイファームとの連携では、東京と埼玉の有料駐車場「三井のリパーク」に自販機計10台を設置。同社が生産する冷凍の焼き芋や大学芋、芋けんぴなどを24時間販売する。
JA三井リースは「サツマイモの消費拡大につなげたいという思いがマッチした。今後も企業との連携を拡大してきたい」とした。

