選果場では、多い日で、加工用(梅干し・飲料)などを含め、1日当たり120~130トンを荷受けする。2基の選果機で、1時間当たり約15トンの処理能力を持つ。平均で1日当たり70~80トンを選果している。
持ち込まれた家庭選別した梅を、玉の大きさや表面の傷などに問題ないかを目視で確認。秀、優、良、規格外の4等級に分けられる。そして、サイズを分ける大きなドラムにかけられ、4L~Sの6階級に振り分けられ箱詰めされる。同選果場の寺本誠場長は「選果機によって、品質の均一化と農家の箱詰め作業などの労力軽減につながる。また、市場からの注文で5キロ箱やコンテナ出荷にも柔軟に対応できる」と話す。
(福本卓郎)
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