「お魚食べよう」キャンペーンなど評価
パルシステム連合会(本部:新宿区大久保、理事長:大信政一)が水産産直提携を結ぶシーボーン昭徳(富栄海運有限会社[長崎市金屋町、竹内隆治代表取締役社長]唐津営業所、佐賀県唐津市)の「昭徳丸船団」元漁労長古川幸次さんが「令和6年度水産功績者」として表彰されました。同表彰に関連し、パルシステム連合会も「魚食普及貢献者」として選定され、感謝状を受け取りました。
水産業維持発展の契機に
水産功績者表彰は、一般社団法人大日本水産会(本店:千代田区内幸町、枝元真徹会長)が主催し、1890年から水産業の振興と発展に功績のある人を表彰しています。水産功績者は35人が表彰され、古川さんは、2007年から10年にわたり、西日本遠洋旋網漁労長会の副会長を務めるなど、水産業の発展に貢献したことが評価されました。
魚食普及貢献者は、大日本水産会のおさかな普及協議会が1989年から、魚食の普及に貢献した人・団体に感謝状を贈っています。パルシステム連合会は、日本の水産業を応援する「お魚食べよう」キャンペーンなどを通じた魚食普及や消費拡大への貢献が評価されました。
表彰式典は11月27日(水)、秋篠宮文仁親王が出席されるなか都内で開催されました。秋篠宮親王は「国内水産業が多様な課題に向き合うなか、受賞者の皆さんが長年にわたり各分野の振興に力を尽くしてきたことに深く敬意を表します。今後も、日本の水産業の維持と発展の一翼を担い活躍されることを願います」とあいさつしました。贈呈式では、パルシステム連合会専務理事の渋澤温之が感謝状を受け取りました。
▲贈呈式会場で左からJF全漁連船橋事業所渡辺聡所長、JF千葉漁連高梨義広専務理事、JF全漁連三浦秀樹常務理事、同 内田珠一代表理事専務、同 坂本雅信代表理事会長、パルシステム連合会渋澤専務、同野津秀男商品開発本部長、同 吉江健一水産課長
▲パルシステム連合会本部で「お魚食べよう」アクションを推進する職員とともに
▲五島列島浜串港を拠点に操業する昭徳丸船団
▼繋がる思い 届ける安心~昭徳の産直九州産天日干しあじひらき~
https://www.youtube.com/watch?v=i_B6HujNoZ0
漁業者とタッグで魚の魅力伝える
パルシステムは2009年、水産方針を策定し、海の環境保全や国内水産業再生を目的に水産業・漁業者と連携して水産の産直を進めてきました。方針には「日本の魚食文化を大切にする」ことも掲げ、漁業者と消費者の相互理解や交流を通じた食育活動も推進してきました。
2024年度は、日本の水産業を応援する「お魚食べよう」キャンペーンを展開し、魚食のアイディアや魚の豆知識、水産業に関わる人たちのメッセージなど伝え、見て、知り、食べ、楽しむ提案をしています。8月にはJF全漁連との共催で、JF全漁連魚食普及推進委員で東京海洋大学名誉博士/客員教授のさかなクンが魚の魅力を伝えるトークライブを開催し、約700人の参加を得ました。
北海道から沖縄まで、全国15の水産産直産地には、利用者をはじめ配送現場などの職員が訪問し、生産現場の視察や体験、交流を通して水産業の現状を体感しています。生産者もグループ内地域のイベント会場まで足を運び、産地での資源管理型漁業のようすや魚介類の特徴、地元ならではの食べ方などを伝えます。毎年、北海道の野付や襟裳、礼文島などの生産者を招き開催する「浜の母さん料理教室」は、参加者の好評の声が届きます。
▼11月開催の「浜の母さん料理教室」
https://information.pal-system.co.jp/press/241126-cookinglesson/
これらの経験を通じた魚の魅力を伝える発信により、魚食普及と消費拡大に貢献していることが改めて評価されました。
パルシステムはこれからも、全国の漁業者と利用者とともに持続可能な水産業を目指し、魚食文化を大切にしていきます。
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,541億円/組合員総数173.5万人(2024年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/
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