ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社(本社:岡山県岡山市、社長:所司ケマル、以下ヤンマーアグリ)は、2025年6月1日(日)~10月20日(月)に、大学生などの学生を対象に「ヤンマー学生懸賞論文・作文」の作品を募集します。
本活動は、次世代を担う若者に農業の未来について広く自由な観点から議論してもらうことを趣旨として1990年より実施しています。
日本や世界の農業において直面する課題を捉え、食料生産の先にある加工・流通などを含めた“食のバリューチェーン”に入り込み、広く農業に対する課題解決策を提供したいとの思いから、本年度も「“農業”を“食農産業”に発展させる」をビジョンとし、次世代を担う若い皆さまとともに将来に向け「持続可能な農業のかたち」について考える機会を設けたいと考えています。
ヤンマーアグリは、今後も次世代育成活動に積極的に取り組んでいくことで、持続可能な社会“A SUSTAINABLE FUTURE”の実現を目指してまいります。
■募集概要
(1)論文の部
当事業の趣旨(※)に沿い、持続可能な農業の確立を目指した“先駆的挑戦”を内容としてください。担い手不足の解消、耕作放棄地の活用、スマート農業の推進、農作物のブランド化、農業の六次産業化など、あなたが学習・研究しているさまざまな分野から独自の構想で提言し、その実現の過程、手法等を論理的に述べてください。また、今日的切り口として過去の応募作品の例も参考にしてください。
<過去の応募作品の例>
- 廃校となった小学校を、オンライン学習やスマート農業の講座実施に利用し、新規就農者創出の拠点にする提案
- ロボットトラクターを複数台利用した場合の無人防除システムの有用性と運用方法の検討
- 廃棄される農作物を乳牛の飼料として活用し、乳牛の病気予防と、付加価値を付けた生乳や乳製品の提案
- ベナンからの留学生による母国に適したトウモロコシ収穫ロボットの開発の研究
- 田んぼの嫌われ者「ジャンボタニシ」を釣りの餌として販売することで利益を生みながら駆除する提案
- 大量発生したバッタ科昆虫を食品長期保存に役立てるため、「保存料」として利用する提案
- フットサルクラブと農業という異色の組み合わせによる、ローカルエコノミー・モデルの提示
- 廃棄される農作物を染料として活用したおしゃれなワークウェアの制作によるフードロス等の削減提案
(2)作文の部
当事業の趣旨(※)に沿った作文をまとめてください。あなたの感じていること、夢や思いを、これまでの体験やその時の情景を描写しながら作文にまとめてください。
※趣旨、応募資格等に関する詳細については、ヤンマー学生懸賞論文・作文のサイトをご覧ください。
https://www.yanmar.com/jp/agri/agrilife/prize/
■表彰・賞金
論文の部

作文の部

※論文の部グループ応募の場合、表彰楯は代表者に1枚、グループメンバーには表彰状を贈呈します。
※入賞されなかった場合も、応募資格・応募規定を満たした方には、応募記念品をお送りします。
■募集期間・発表
募集期間:2025年6月1日(日)~10月20日(月)
入選者決定:2025年12月17日(水)(予定)
入選発表会:2026年2月6日(金) (予定)
詳細については、ヤンマー学生懸賞論文・作文のサイトをご覧ください。
https://www.yanmar.com/jp/agri/agrilife/prize/
<ヤンマーについて>
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHGフリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、ブランドステートメントとして掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”を実現します。
詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。
<注記>
記載されている内容は発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。
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