島内では、70軒以上の製麺所でそうめんを生産。特産品として各所でオリーブそうめんが作られている。
製麺やオリーブの栽培を手がける中武商店では、職人が淡いグリーンの麺を箸で分ける作業に追われる。
原料に使うオリーブは自社の農園で栽培。生地に果汁を練り込み、乾燥防止に塗るごま油をエキストラバージンオリーブオイルで代替するなど風味にこだわった。日光で色があせないよう、作業は全て屋内だ。
ゆでると鮮やかな黄緑色になり、オリーブ独特の苦味や香りが味わえる。
同社の中武義景さん(70)は「原料のオリーブが豊作だったのでそうめんも期待できそう」と笑顔で話す。
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