
牛乳の消費拡大を願って、地元の酪農家有志が20年以上前、ささやぶを刈って制作。JAけねべつ青年部が6月と8月に草刈りをして引き継いでいる。
文字の大きさは、縦約100メートル、横約70メートル。線の幅は急斜面で約3メートル、緩斜面で約6メートルに変え、遠くから見たときに線の太さが同じに見える工夫を凝らす。地域のシンボルとして愛され、観光客からも人気を得ている。
山の麓には、子牛を育てるJAの牧場がある。
同部副部長の須藤宗裕さん(36)は「今年は草丈がすごく長かった。多くの人に見てもらえるように、しっかりとした牛文字を続けたい」と話す。