黄ニラは、通常の青ニラを一度刈り取った後に遮光栽培して、葉緑素を抑えることで黄ニラになる。この時期は出荷前に1時間ほど太陽に当てることで、より鮮やかな黄色になるという。
シャキシャキとした食感が特徴の黄ニラは青ニラに比べて、生で食べられるほど柔らかい。癖や刺激が少なく甘味とうま味が強い。色合いもきれいで目でも楽しめる。
地元のJA岡山黄ニラ部会では28人が約10ヘクタールで栽培。年間約100トンを主に関東と岡山・広島県の市場に出荷する。伏見正彦部会長は「おいしい黄ニラで冬の食卓に彩りを添えてほしい」と話す。(山田凌)
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