食品ロスや失われる郷土食文化など、食の社会課題を考えるイベント「食と生きる」の一環。作品は、長さ約6メートル、幅約2メートル、高さ約3メートルで、美術作家の松本勇馬さん(48)が、「母乳」をテーマに制作した。木と竹の骨組みに「とば編み」したわらを貼り付けてある。松本さんは「日本人にはわらを見るとうれしくなるDNAがあるはず。わらの魅力を感じてほしい」と話す。
19日までの開催期間中は1階で、その後は屋外広場で2月24日まで見られる。わらアートは、屋外展示後の引受先を募集している。
(鴻田寛之)
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