2025年3月2日 [活写]満ちる活気と香り(動画あり) | 写真・動画 | 活写 | 紙面と連動した動画一覧 X Facebook Line Mail 高知県土佐市で「土佐文旦」の露地物の出荷が続いている。農家の作業場や選果場は、早春の爽やかな香りと作業の活気に満ちている。「土佐文旦」は同市が発祥の地で、生産量も日本一。JA高知県の土佐市土佐文旦部会の94戸が栽培している。 12月から1月にかけて収穫。畑に、板やビニールシートで作った臨時の保管庫「野囲い」に入れて追熟させる。野囲いは、わらで覆って温度と湿度の変化を抑える。1カ月ほどすると、酸味が抜けてまろやかな味になる。 JAの戸波集出荷場では、1日に約15トンを選果し、3月中旬までに約600トンの出荷を予定する。(鴻田寛之) ■この記事の「英字版」は こちら 日本農業新聞の購読はこちら>>