[活写]雑草刈り「芸術点」は? 秋の熱戦
イベント名は「BOSO(房総×防草)草刈サミット2021」。楽しみながら除草し、鳥獣害対策につなげようと、同市中山間地域等活性化協議会などが10日に開いた。
会場は、同市房田地区にある耕作放棄地の棚田。人の背丈を超えるセイタカアワダチソウなどが茂る農地を10区画に分け、各チームが2人1組でひたすら刈り取った。
競技は、早さではなく刈った後の草の倒れ方やまとまり方などの“芸術点”を競う。審査はベテラン農家らが担った。
結果は同市川代集落の農家チームが優勝。上位3組は市内の農家チームが独占した。棚田を覆っていた雑草は1時間半ほどで全て刈り取られた。地元農家の島津正さん(73)は「楽しい上に草刈りの手間が省ける」と笑顔を見せる。
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