2027年8月に北海道十勝地域で開かれる第13回全国和牛能力共進会(北海道全共)を盛り上げるマスコットキャラクターの名前が、「和ぎゅリー」に決まった。道民から名称を募り、帯広市の奥平賀津江さん(48)の案を採用。奥平さんは18日、和ぎゅリーをデザインした函館市の坂上友梨さん(30)と共に、鈴木直道北海道知事の表彰を受けた。
名称には1861点の応募があった。奥平さんは、大会のイベントテーマ(キャッチコピー)に使われている「Wa Gyu Ready?」から名前の発想を得たとし、「漢字・平仮名・カタカナを全て使うことで、いろんな人の目に留まると考えた」と話した。帯広市は肉牛の部の開催地ともなっており、「地元開催なので、大会当日はぜひ見に行きたい」と語った。
鈴木知事は、「ピッタリな名前だ」と評価し、「和ぎゅリーに大活躍してもらい、大会のPRや機運醸成に取り組んでいければ」と述べた。
(松村直明)