イオン総菜刷新 プロの味再現へ製造拠点
総菜プロセスセンター(PC)「クラフトデリカ船橋」は、延べ床面積が2万1868平方メートル。「まいにち、シェフ・クオリティ」をコンセプトに掲げ、高温調理や素材への味の浸透、おいしさを保つ保存など、料理人の調理工程を再現する製造ラインを導入した。
最新の設備に加え、人員体制もてこ入れ。商品計画、料理、製造の専門家でチームを結成し、開発から販売まで連動した体制で高品質と生産性を両立させる。
同日、千葉市のイオンモール幕張新都心で発表会を開催。イオンの井出武美執行役は「家庭メニューの代替という固定観念を打ち破る総菜開発に挑戦し、食卓に新たな楽しみを届けたい」と意欲を語った。2028年までに、三大都市圏を含む各拠点にPCを新設する計画も示した。