今年のトレンドは「グローバル」 おにぎりサミット開催
サミットには、南魚沼市の他、山形県米沢市、新潟県村上市、和歌山県みなべ町や福岡県柳川市など11自治体が参加した。米どころだけでなく、塩や梅、銘柄牛などおにぎり具材の生産が盛んな自治体となる。国内外でのおにぎり人気を後押しして、地域の魅力発信につなげる。
サミットでは、今年のおにぎり界のトレンドとして、世界各国の料理を取り入れた「グローバルフレーバー」を選んだ。大阪・関西万博が開催されることなどを踏まえ、同協会は「手軽に旅行気分を味わえて若者や観光客に支持される」と予想する。
サミットでは炊飯器などの家電メーカーの象印マホービン(大阪市)が同万博で提供予定のおにぎりを発表。各地の農畜産物などを使った「日本のおにぎり」と各国の料理を取り入れた「世界のおにぎり」を販売する。
参加した自治体の特産品を組み合わせたおにぎりも発表した。お笑い芸人のジャングルポケットの二人が登場し、おたけさんは「おにぎり自体が世界的なトレンドとなっている」と期待を込めた。