[営農ひと工夫]ボードにシルエット 工具を迷わず収納 前橋市・須藤牧場
農業現場では、機械の修理や設備の点検など、工具の出番が多い。一方、種類や大きさが多岐にわたるため、収納場所によっては探すのに手間取ったり、紛失したりとロスが大きい。
同牧場の須藤晃代表が手作りした収納ボードは、一枚板に工具を引っかけるためのくぎを打ち込んだだけのシンプルなもの。それぞれの工具の“定位置”が分かるよう、シルエットをボードに描き込んだのがポイントだ。
農場長を務める熊川啓太さん(33)は「誰でも一目で収納場所が分かるので助かっている」と話す。