カメムシ対策で畦畔にハーブ 埼玉県杉戸町の農家
古澤さんは水稲を6・5ヘクタール生産する。このうち、「ペニーロイヤルミント」の苗を植えたのは、農薬の使用制限がある特別栽培の「コシヒカリ」70アールの畦畔。「ペニーロイヤルミント」は、特有の香りで防虫効果があるとされ、実証試験をしている。
古澤さんは、コストを極力かけずに等級や収量低下の被害を防ぎ、良質な米生産につなげたい考え。「農薬の防除回数の削減と、畦畔の緑化維持に大いに期待する」と話す。
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