新たに購入した種芋はM玉の発注でしたが、かなり大きめのものがあり、丸ごと植えではもったいないので、へその位置から包丁で二つ割りにしました。すぐに植えるので切り口には自家製草木灰をたっぷり付着させました。切り口からの腐敗防止のためです。すぐに植えない場合は切って3、4日乾かせば切り口が乾くのでそのまま植えられます。


さらに生育が進み、花茎が上がってくる頃にも追肥をして、土寄せをたっぷりします。新しい芋が土寄せした土の中にできます。土寄せするときの中耕で草取りも兼ねる作業になります。
収穫は6月からの予定です。花が咲いた後、「男爵薯」など早いものから下葉が黄色くなってきたら順々に収穫します。ジャガイモは取れたての新ジャガが特においしいので、一挙には収穫せずに順々に収穫するのが良いでしょう。
6月収穫のジャガイモの後作は時期的にサツマイモがちょうどなので、サツマイモを植える予定です。サツマイモは窒素肥料が効き過ぎると芋ができないので、肥料はやらずにジャガイモ跡に高さ30センチの畝を立て、30センチ間隔につるを斜めに穴開け落とし植えをします。(東京農大アカデミー・福田俊)
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