種はよく発芽しました。途中除草を兼ねて、油かすを振って列間の中耕を2回ほどしましたが、6月中旬で15~20センチまでスクスクと伸びています。今年もある程度密植で育てるつもりですが、芽が出過ぎているので間引けばいくらでも苗が取れます。そこでどうせ間引くなら移植してみようと考えました。
それにしても面積拡大した分、今までの10倍以上の収穫が見込めます。今から収穫後の作業工程をみんなで思案しています。収穫は8月下旬ごろ下のさやがはじけ出したのを目印に刈り取って、葉はむしり取り2週間乾燥させますが、今年、乾燥については雨よけの大トンネル内に防虫網を敷いて縦に並べて行う予定です。
脱粒、風選による精選など、今まで通り少しずつやればできないことはありませんが、量が多いといろいろ考えてしまいます。風選する機械といえば昔からある唐箕(とうみ)も考えました。そんな中、すーさんが風選機の試作機を作ってきたのです。それを見て感心しました。それは紙の筒に穴が開けてあり、じょうごを差し込み紙の筒の片側からヘアドライヤーの送風を吹き込み、じょうごの中に風選するゴマを入れるのです。すごい勢いでゴマが2メートルも飛びました。広いブルーシートの上で行えば風選が簡単にできるかもしれません。(愛菜家・福田俊)
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