日本農業新聞は１７日、東京・秋葉原の本社ビル内に新設した、映像配信用スタジオの完成記念式典を開いた。映像合成用の背景「グリーンバック」や多指向性マイクなどを常設。高品質な映像を制作し、セミナー事業の拡大、食と農の情報発信強化につなげる。

　スタジオ名は「たねスタ」。各種セミナーやユーチューブ番組などの撮影、配信に活用する。

　田宮和史郎社長は「（スタジオは）消費者への発信力強化へ大きな武器。食と農、ＪＡの未来を育てる情報発信基地にしたい」と述べた。

　企画設営を請け負ったＴＯＰＰＡＮの担当者は「新たなアイデアを種まきし、日本農業の発展につなげてほしい」と話した。