審査委員長で漫画家のやくみつるさんは「パンチの効いた独特のおいしさはもちろん、地域にこんな特産があったんだと知識も刺激してくれる商品」と評価した。
岩泉ホールディングスの山下欽也社長は「日本一の産地だが知られておらず、何とか知名度を上げたいとの思いで開発した。大変うれしいと同時にPRもできることにほっとしている」と喜んだ。
大賞に続く金賞には、コウシ茶寮(北海道別海町)の「おてつめカフェオレあん最中」と、埼玉県JAさいたまの「黄金の雫 梨ロールケーキ」の2点を選んだ。審査員特別賞には、みるふちゃん工房(北海道中標津町)の「みるふちゃん」を選んだ。
農村の優れた加工品を紹介する日本農業新聞の企画。2006年に商標登録した。産地の振興を目的としている。年間を通じて掲載された加工品の中から特に優秀なものは一村逸品大賞として表彰している。
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