サツマイモ基腐病 鹿児島、宮崎でリスク増大
生産量が最多の鹿児島では病害虫防除所が、前年より発生が早まっているとして注意報を出した。気温が高く、降水量も多いため発病が早い傾向という。20、21日の調査で県内99圃場(ほじょう)のうち、15カ所で発生を確認した。
同4位の宮崎では病害虫防除・肥料検査センターが、5月中旬に本年産で初めて本圃で発病を確認したとして、防除情報を出した。これまでに苗床では発生を確認していた。
京都府でも24日、病害虫防除所が同病を府内で初めて確認したとして、特殊報を発表した。国内では、2018年に沖縄県で初確認以降、35例目。