農作業などを支援するアシストスーツについて、各社の製品を展示・体験できる施設が９月２日、岡山市内にオープンする。収穫作業や荷物の積み下ろし向けなど、９社１２種類の製品をそろえる。作業負担軽減に向け注目を集めるアシストスーツの効果を実感してもらう。

　この施設は「アシストスーツミュージアム」。岡山市のダイヤ工業が、１１月３０日までの期間限定で本社近くの敷地内にオープンする。入場無料で、商品はその場で購入できる。

　展示するのは、アシストスーツ協会加盟社やミズノなど計９社の非電動の製品。農業だけでなく、介護、建設など各業界の現場で役立つ製品がそろう。

　ダイヤ工業は、ブドウの収穫などで負担となる腕上げ姿勢を支える「Ａｇｅｒｅｌｕｄｅ（あげれるで）」を展示する。松尾浩紀代表は「各社の製品を比較しながら自分に合った物を見つけてほしい」と話す。

　開館は日曜日・祝日を除く午前９時３０分～午後５時３０分。土曜日は予約制となる。