トラクター未来のカタチ ヤンマーが提案(動画あり)
コンセプト機は、同社が8~15日まで東京都中央区の複合ビル「YANMAR TOKYO」で開く「YANMAR DESIGN みらいのけしき展」に先駆けて披露した。
同社は、機械の性能向上一辺倒ではなく、「人が扱いやすいという道具としての“本質”」を追求するという。2035年に実現することを想定し、開発を進める。
大型モニターの設置で直感的な操作を可能にする他、キャビン部分は建設機械と共通化し、異なる機械でも同じ操作感で扱えるようにする。展示会では、VR(仮想現実)機材を装着して、コンセプト機の搭乗体験ができる。
同社の長屋明浩チーフブランディングオフィサーは「効率的で顧客価値を最大化する製品開発の実現につなげる」と話す。