[国消国産]適正価格広く理解を 全国で一斉イベント PR役に「キティ」 全中方針
統一運動は4年目。全中によると、24年度は取り組み初年度の22年度に比べ約3倍の、延べ1億3727万5806人に情報発信した。子育て層、若年層を重点に食や農の実態を知ってもらい、国産農畜産物の購入を促す。
重点月間は10、11月の2カ月間。JA直売所や全農の通販サイト「JAタウン」でキャンペーンを展開する。直売所では、国産農畜産物が当たるキャンペーンで、商品の購入が条件の「マストバイ」を継続。JAタウンは期間限定で、特設ページ内の国産農畜産物と加工品を送料無料にする。
通年では、JAグループサポーターの林修さんや、アイドルグループ乃木坂46を起用した統一学習資材で情報発信を強化する。5月下旬には「ハローキティ」と、みんなのよい食プロジェクトのキャラクター「笑味(えみ)ちゃん」がコラボした資材を展開する。
全中などJA全国機関で、テレビCMなどの放映で大都市の消費者向けに情報発信する。10月上旬には東京都内でイベントを開く。
(岡根史弥)