備蓄米「どれもうまい」 農相が22~24年産試食(動画あり)
試食したのは茨城産「にじのきらめき」。同じ倉庫で保管されていた22~24年産米の各年産で作ったおにぎりを食べ比べた。
江藤農相は「(品質の違いが)分からない」と述べ、22年産の品質が既に放出されている23、24年産と遜色がないと強調。「消費者に安心して手を伸ばしていただけるのではないか」と述べた。
十数人の報道陣にも、年産を明かさずに提供された。最もおいしいおにぎりとして24年産を選んだのは2人だけだった。
23~25日に開いている3回目の備蓄米入札で全量が落札されれば、政府が保有する備蓄米の在庫量は、24年産が約3万トン、23年産が約2万トン、残りが22年産以前となる。5月以降の入札では、22年産以前の備蓄米が中心になるとみられる。
(北坂公紀)