2025年1月23日 [四季]突然ですが、なぞかけを一つ | 主張 | 四季 X Facebook Line Mail 突然ですが、なぞかけを一つ。すれ違いの夫婦と掛けまして治りかけの風邪と解く。その心は。「熱が冷めても籍(咳せき)だけが残る」▼ただ、今冬は笑いごとで済まされない。私もひどい風邪で年末にダウン。薬を飲んでひたすら寝て、熱は引いたが、せきが止まらず、喉はいがらっぽい。インフルも依然、猛威を振るっている。高熱が出て病院で点滴や投薬を受けた人も多いだろう▼寒さで体温が下がれば、免疫力は落ちる。受験シーズンも真っただ中。まずは免疫力をアップしようと思いついたのは、「飲む点滴」といわれる甘酒造り。1年前から自家製甘酒を飲んでいる知人は「飲み始めて3カ月くらいで肌の調子が良くなった」とか。腸内環境も改善すると聞き、美容と健康増進を兼ねて玄米甘酒造りに挑戦した▼作り方は、ほぐした米こうじ200グラムに、炊いた玄米1合と水400ミリリットルを混ぜ、炊飯器の保温(60度)で9時間。手造りの玄米甘酒を飲むと、優しいお米の甘味がじわ~っと染みた。うん、われながらいい出来栄え。手前みそならぬ“手前甘酒”か▼さて、こちらは完全な手前みそ。昨年のコラムを集めた『四季百選2024』ができました。心が元気になる“読む点滴”となれば幸いです。 日本農業新聞の購読はこちら>>